学校生活
道徳の研究授業
3年2組で道徳の研究授業を行いました。題材名は「ぼくのボールだ」です。
ドッチボールで、チームの勝利のために力強いボールを投げられる人にボールをパスして、多くの相手を
外野に出すことがよいことだ知らず知らずのうちに「当たり前のこと」と思い込んでいた主人公。
それに対して、転がってきたボールを拾った人が投げてドッジボールを楽しみたいと主張する友達。
主人公の「当たり前の前提」を覆すチームメイトの発言に、主人公は「間違ったことをしたのかな」
と当たり前が揺らぎ始めます。とても議論の余地のある題材でした。
ドッチボールをする一人一人が「よし、このルールならみんなが楽しめるドッチボールになるぞ」と
十分考え、納得感をもって遊べるようにするのが大切だと気付きました。
歯育学校保健委員会
7月3日(水)に学校保健委員会を行いました。テーマは「災害時の歯・口のケアから学ぶ」です。
保健委員会の児童の発表では、自分の歯と口の未来を守るための3つの提案をしました。「①よく
かんで食べよう②1日1回3分以上の歯みがき③歯ブラシを携帯する」の3点です。
いつ起こるかわからない災害時に備えるものの一つとして誤嚥性肺炎による災害関連死があります。
学校歯科医の中田智之先生を講師にお招きし、「災害は小学校にもやってくる そのときどうする?」の
テーマでご講演いただきました。日頃から歯ブラシを携帯して口の中の細菌が器官に入るのを防ぐことの
大切さを学びました。歯ブラシがない場合でも、ペーパータオルやガーゼ等で歯の表面をこすることで
応急処置をすることの必要性も知りました。また、口の体操やマッサージを行うことで唾液の分泌を促し、
ウイルスや細菌の増殖を防ぐことの有用性についても学びました。